奥秩父・日本百名山のひとつである「霊峰両神山」のふもと小鹿野町両神は、荒川の源流に近い埼玉県の西部に位置します。澄んだ空気と水のおいしさは格別です。
この恵まれた環境のもとで菌床栽培されたしいたけは、肉厚で風味のよい生しいたけです。是非、ご賞味ください。
社名 | 農事組合法人 いわさきファーム |
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所在地 | 〒368-0201 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄2880 |
電話番号 | 0494-79-0611 |
運営統括責任者 | |
1日の生産量 | 600kg〜700kg |
主要取引先 | ジャパンアグリテック株式会社、東京青果(太田市場)、埼玉中央青果(上尾市場)、浦和中央青果(さいたま市場)、熊谷青果市場(熊谷市場)、丸広、西友、秩父総合食品市場、その他一般 |
設備情報 (設備/規模/使用) |
しいたけ栽培ハウス/12棟 790坪/冷暖房空調コントロール しいたけ保管保冷庫/22坪 しいたけ包装機械/2台/自動パック機 |
昔から「日本人の健康の秘密はしいたけにあり」といわれるほど価値ある健康食品、しいたけ。近年では抗ガン作用があるもいわれ、普通に食べていても健康食のしいたけ。
ここ秩父両神で生れ育った私は普通に地元産の美味して、安全・安心なしいたけを普通に食べていました。そのおかげか、還暦を過ぎたいまでも健康そのものです。もちろん家族全員が病気知らず。仕事に、趣味のカメラにと日々元気に飛び回っています。
しかし、以前から生産者の間では、外国産しいたけの危険性について様々な情報が錯綜していました。輸入しいたけは変な匂いがすることはみなさんもお気づきだったと思います。国産のしいたけは夏の室温(25度)では収穫後3日で変色しますが、外国産のしいたけはいつまでも変わりません。また輸入干ししいたけについても、無気味な現象があります。国産品干ししいたけと外国産干ししいたけを、それぞれコップに水を入れて放置しておくと、国産のものは3日ほどでしいたけが変色し、解けだしてしまうか、あるいはかびが生えてくるのに対し、外国産は50日以上経っても腐らないというのです。
ある研究機関の食品分析センターが外国産しいたけを調べたところ、ホルムアルデヒドが高濃度で検出されました。ホルムアルデヒドとは、シックハウス症候群の主たる原因とされ、室内濃度は0.08ppm以下に押さえるよう定められていますが、外国産しいたけには、その1千倍から1万倍の濃度が検出されました。空気中の濃度と食品中の濃度は直接比較できませんが、そもそもホルムアルデヒドは毒物及び劇物取締法の対象となる発がん性のある毒物で、日本では食品への添加は禁止されています。殺菌剤、防腐剤としてホルムアルデヒドが使用されているのではないかという疑惑があります。
たしかに、世の中には体に悪いといわれている食品は数え切れないほどあります。こだわりだしたらきりがなく、特に家計をあずかる主婦にとっては毎日の食卓に困ってしまいます。私も1人の孫がいますが、私自身は添加物・農薬まみれの食品を食べてもそんなに後悔しませんが、成長期の次世代の孫には、なるべくそういったものを口にさせないようにしようと思っています。何も知らない子供たちから、食の安全を守るのが親世代の役目ではないでしょうか。
世の中にはお金で買えないものがたくさんあります。そのまま飲める美味しい水道水、無料の綺麗な空気は秩父の特産品です。その恵まれた環境で農薬や添加物を一切使わないしいたけを作りたい、皆さんに食べてもらいたい、子供や孫の代まで健康でいて欲しい。それが、私のしいたけ作りの原点です。